mamako

魚々座にナマコがやってきた!!


漁師の阿部ちゃんが、魚々座にバケツを手にやって来た。

「はい♡これあげる!」阿部ちゃんがニコニコしながら取り出したのは、ウゴウゴうごく、ナマコ!!

今朝、定置網に引っかかったものを魚々座に差し入れてくれたのだ。

魚々座にはこうやって、色んな人から取れ立ての魚を差し入れてもらえる。なんて素敵な環境!

でも、、、私たち、貰ってからどうすればよいかがわからない、、、、

阿部ちゃんは仕方なく調理台へ。魚々座には、館内にかなりオープンにたたずむ調理台”おさかなキッチン”がある。阿部ちゃんは、そのキッチンで、まず塩を手にナマコのヌメリをとり、さばき方を教えてくれた。

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魚々座に訪れた親子連れがキッチンに集まり興味津々。目の前で調理されたナマコを恐る恐る口へ。食べた子ども達は、ニコニコして「おいし〜い」「初めて食べた!」「海の味がする」。

食べるだけでは飽き足らず、一人の少年がナマコを調理したいと、塩を手に格闘し始めた。小さな手でムニュムニュしたナマコをゴシゴシ!ゴシゴシ!ヌメリをとる。そうすると、後から後から子ども達が参戦。大人も尻込みするあのナマコの様相に子ども達は目をキラキラさせ、手を動かし未知なるものへ挑んでいた。そして、自分がさばいたナマコを満足げに味わた。

きっと彼らは今後、スーパーや居酒屋でナマコを見たとき、ナマコへの思いというか情報が、この体験をしていない人とは確実に違っている。実際に体験したことは、映像や写真、文章などで知ったように思っている情報とは確実に違う。

おさかなキッチンは、氷見で繰り広げられている食のことを、沢山の人と共有する場。その日とれた魚がふとしたことで魚々座に持ち込まれる時、ワークショップが開催され、氷見の食を通しての交流がうまれる。事前に用意したワークショップではなく、かなり偶発的なことなので、伝わりにくいこともあるけれど、その瞬発力を大切にして、作られたものではない氷見を伝える場であったらいいなと考えています。