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《イベントレポート》カブス発刊記念トークイベント\ごちそうカブス/実施しました!


こちらの記事は2016年1月16日(土)に行われた、Webマガジン発刊記念のイベントについてのレポートです。

こんにちは、カブス編集室の笹倉です。2016年1月15日にこのWebマガジン「カブス」がリリース(発刊)しました。

発刊した記念に、魚々座の海洋文化ラボにて「ごちそうカブス」と称したトークイベントを行いました。

トークイベント前半では、Webマガジンのカブスとは、という話と、氷見の暮らしをみつめるライターの中から4名を代表としてお迎えし、それぞれが感じる漁業や地域活動のおもしろさについてお伺いしました。

後半は、漁師の浜野さんがつくってくれた、Webマガジンの名前にもなっている『カブス』汁を、みんなでいただきました。

氷見だけでなく、県内の方、遠くは京都から、多くの方がトークイベントに来ていただきました。ありがとうございます。おいしいカブス汁を楽しんでいただけたのかな、とうれしく思います。

そんなトークイベントの様子をすこしだけレポートいたします。

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スライドはこちら


 

 


 

Webマガジンのカブスとは

海と山の魅力あふれる富山県氷見市から、食、くらしの知恵や技、環境、アート、民俗学など、多様な視点からのアクション(=地域活動)を発信するWebマガジンです。

そういえば、カブスってどういう意味でしょう?

カブスは…

 

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このWebマガジンは、この「カブス」からとりました。

自然の恩恵を受けておこなう四季を通した氷見の漁。漁師たちは、その日のカブスをつかった魚たっぷりのみそ汁「カブス汁」をつくり、漁で冷えた体を温めます。これが本当にうまい。その美味しさの秘訣は、いろんな種類の魚がはいっていること。Webマガジン「カブス」という名前は、氷見の人びとのアクションを指します。漁師さんたちにとってのカブスのように、さまざまなアクションを多くの人と分かち合いたいという想いから名付けました。

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そして、Webマガジンカブスの目指すところは何か。

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ただWebで発信をしているだけでは発展は難しいので、今後は、記事の発信だけでなく、氷見の海のまちをまわる散歩ツアーやライターをお呼びして文章(記事)を上手に書くコツが学べるスクールの開校などを考えています。


カブスの概要についての説明のあとは、実際の記事の中身に焦点を合わせます。

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ライターズトーク

ライターは代表して4名お迎えしました。

 

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まずは高野さん。高野さんは、魚々座にある漁具のアーカイブや、アートプロジェクトを通した、氷見の自然の豊かさや、その自然が育んだ文化の奥深さを、映像と文章で発信してくださいます。初回は、その中のうち「マルベントウ」をテーマにとりあげています。

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ある日、氷見の漁師が使う、檜の曲げわっぱで「マルベントウ」と呼ばれる弁当箱を教えてもらいました。このマルベントウ、ご飯を入れるためだけでなく、なんと遭難したとき”浮き”になるというのです。

「いやいや〜、、、いくら大きい木製だからといっても、浮くわけないじゃない」と思っていたのですが、「でもそれならば一度やってみようではないか。」と。ということで、マルベントウを手に海にでてみました。

漁師の”マルベントウ” 遭難したら浮きに使えるって本当?

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こういった映像記事を通して、氷見の海が近くにある暮らしを見つめなおして、楽しむきっかけになればいいなと思っています!

高野さんの他の記事はこちらからも見ることができます!


次は釜石さん。釜石さんは、2015年9月に東京海洋大のすもぐりサークルのみなさんが海中撮影をした報告会をイベントレポートとしてカブス内で記事にしてくれています。

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氷見海中映像アーカイブvol.1 「氷見の海にエントリー」

ダイビングの場合は、あわせて大体10kgくらいの機材を担いでてあまり自由に動けないらしいんですけど、素潜りだとバタ足でスイスイ泳げるのだと。なのですごくダイナミックでおもしろいんだなと思います。

 

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氷見に来てからいろいろな発見とチャンスがあります。そのひとつがこの海中撮影。普段何気なくみている海の、中をこうやって見ることができたのは貴重な機会でした。他にも撮りためている映像がいくつかあるので、今後カブスの中でどんどん紹介していければなと思っています!

釜石さんの他の記事はこちらからも見ることができます!


次は、上地さん。上地さんは自身が担当しているアートプロジェクト「そらあみ」について話してくれました。

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《そらあみ》で紡がれた氷見の物語 -前編-

空に掲げられ、風に揺られる、5色で編まれた網。これが氷見の《そらあみ》。《そらあみ》は、住民の方々とともに漁網を編むことで、人をつなぎ、記憶をつなぎ、完成した網越しに土地の風景をとらえ直すアートプロジェクトです。アーティストの五十嵐さんから氷見で《そらあみ》をされた理由をお伺いしました。 また上地さんは《そらあみ》を氷見でやって網を編むことで生まれた新しい景色(そらあみがある風景、そらあみを編んでいる方たちが楽しそうに話している風景)についてお話してもらいました。

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上地さんの他の記事はこちらからも見ることができます!


最後は、左座さん。左座さんは、東京海洋大学の大学院生という中で、氷見の漁業の現場を通してみたときの記事を書いてくれています。

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漁船の上でヤリイカにかぶりつく

僕は、漁村と都市の関係づくりどのようにしていくか考え実行していくことが使命だと思っています。漁業を含む水産業は一朝一夕に解決できない問題が山積しています。しかもそれが複合的に作用しているからやっかい。環境とそれを取り巻く問題をできるだけ正しく理解し、かつ現場にあるひとつひとつの問題に真摯に向き合って地道に活動していこうと思っています。その発信のひとつとしてカブスを使っていきたいと思っています。

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左座さんの他の記事はこちらからも見ることができます!

 

 


おまちかね\ごちそうカブス/

今回カブス汁を作ってくれたのは、現役の漁師の浜野功さんです。

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僕は若いころ、漁が終わった後、本当に毎日、朝ごはんとしてカブス汁を作っていました。今ではあまりつくらなくなってしまったけれど・・・今日はみなさんぜひ召し上がっていってください。

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(みなさんおいしそうに食べていらっしゃったのですが、カブス汁がおいしくて、写真を撮り忘れました。)


 

カブス汁で身体をあたためながら、「氷見ってここがおもしろいよね」とか、「今度こんなことしてみたいな」という会話が生まれていたのがとてもよかったなと思いました。

とりあえずスタートした、海からはじまるWebマガジン『カブス』。これから毎週金曜日に新しい記事をお届けします!これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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