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靴屋の愛 魚の革づくり奮闘記 vol.5


氷見市のお隣、高岡にある「魚類剥製工房 フィッシュクラフト マツモト」さんを訪ねて、聞きたいことをテンションマックスで質問攻めする愛ちゃん。

魚の剥製の作業工程についてたくさんのことを聞いて、いよいよまた自分の、魚の革づくりにチャレンジします。

前回の記事はこちら

※番外編はこちら(靴屋の愛 魚の革づくり奮闘記vol.4 – 大学生野口くんが漆でなめした穴子)


 

いよいよ松本さん直伝の魚の身取り作業。

なんと当日は松本さんも忙しい中駆けつけてくれた!しかも巨大な冷凍スズキをもって!

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うきゃーーーーー!!!でかい!!!

 

スズキを解凍来ている間に松本さんが身を取ってくれ、改めてコツを教えてくれた。

「この黒っぽい部分は?」

「脂です、取り除きましょう。」

「この白っぽい部分は?」

「これも脂です、取ります。」

今まで取るべきか取らずにしておくべきか悩んでいた事が徐々に解決していく。

嬉しいな~!

 

解凍したスズキは捌き、今回は日が経っているので身はごめんなさい。

今までの匂いの原因は身と脂!身がきれいに取れていても脂があると脂が酸化してそれがあの独特な匂いとなるそうだ。

皮が破れないようにみんな真剣に身と脂を取っていく。

松本さんのお陰で作業も迷い無くスムーズに進み、みんなの表情にも達成感が!

松本さんありがとうございました!

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そうこうしている間に、以前連絡していた北方民族博物館から返信メールがあった。

そこには魚皮に関する情報がいくつか書かれてあり、とても興味深い内容だった。

魚皮の靴をアイヌの人達が履いていたという事が私の中でとてもリアルだったので「魚皮=アイヌ人!」、もうそれしかなかった。

他の土地で使われていたとは思ってもいなかったのだが、アムール川流域やサハリン島などでも衣類の素材として魚皮が用いられていたとの事だ。

しかもアイヌの方は鱗をつけたままの状態で使用しており、アムールの方は鱗を取り媒材塗布、燻蒸などをして使用していたそうだ。

アイヌとアムール、交易が行われていたとの事だが魚の鞣し方は情報交換など特になにもなかったのかな~と。おもしろいなー!

革鞣し、アイヌで分からなければ、アムールで調べれば分かるかもしれない!

しかも北海道にある「札幌市豊平川さけ科学館」(さけの科学館って、気になります!)では毎年さけの皮で靴作りをしているとの事!

これは参加してみたい。まずは話を聞いてみよう!

新たな情報に再びわくわくしてきたー!

(つづく)

 

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最初の頃は鞣す工程に鱗を取る作業がある事すら分からなかった。鱗のまま鞣し!?(腐らないし、臭くないからねー)サンダルを作りました。